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  入塾後最初のテストで大幅成績アップした生徒の声と裏話
 
「高校に入ってから全くというほど数学ができなくなってしまい、テストでは毎回赤点近い点数だったけど、エースに入って、テキストをひたすら解いてテスト対策もしっかりやったら、初めて平均を上回ることができました。数学をしっかり理解できていると実感しました。」竹園高校2年生文系(男子)

※この生徒は2年生の8月にエースに体験に来た後入塾せず、河合塾の方に入塾したそうですが、10月の実力テストで全く成績が上がらず(平均ー20点以下で10点台)、その直後にエースに入塾し、11月の中間テストで約平均+10点(50点)を取ることができました。
 河合塾の授業も別に分からない訳ではなかったようですが、1回の授業で扱う問題数が少ないと言っており、成績も上がると感じなかったのかエースに行ってみようということで入塾いただきました。ただ私が感じたのは、いくら扱う問題数が少ないといっても重要な問題はやっているはずなのにテストで点数がほとんどとれていないので、結局やった問題ができるようになっていないのだと思い、エースに入塾するときも、「やった問題が出来るようにならなかったらエースでも成績は上がらないよ。復習しても中途半端な状態だったら前よりも答案は埋められるようになるかもしれないけど、点数はほとんど上がらないことがあるからとにかくしっかり出来るようにすることが重要だよ」と伝え入塾してもらいました。
 勉強に対するやる気もあり、部活もやっておらず、勉強もしているように見え、エースでいつも言っているやった問題の復習もやっているようでしたが、前回の授業でやった問題の確認では中途半端な状態でした。テスト対策の前に「テスト対策の出来とテストの結果はだいたい一致するからテスト対策の時点でしっかり出来るようにしておくように」「解答を見て理解するだけではなく、自力で解けたという状態にするように」と伝えました。テスト対策が始まる前に「大丈夫そう?」と聞いたところ、「昨日も一通りやったので大丈夫だと思います」と言ってたので、さすがに大丈夫かなと思いテスト対策のプリントを解いてもらいました。
 その結果1枚目のプリントを1番最初に解き終えたので、これは!と思って採点(添削)を行ったのですが、埋められた答案に正解が1問もなく、やってはいけない計算をしていたり、支離滅裂な部分があったりと中途半端な状態でした。このときに思ったのが、入塾前にの竹高のテストが3回ともすべて300位台(320人中)で入塾した生徒に似ていて、この生徒は、授業のときの理解は普通に早いのですが、問題を解くときに、「こうだからこうなる」とは解かずに「こんな感じこんな感じ」で問題を解いていて、それが正しいのかを考えないで解いていて、また、丸暗記に近い勉強法で、テストで問題を解くときに、「こうだったかな」と思い出すように解いている特徴がありました。テスト対策後に、以前こんな生徒がいてその生徒に似ていて、この生徒は平均超えるまでに半年かかってテスト対策でやった問題がちゃんと出来るようになった学年末テストで初めて平均+10点とれたと話しました。
 このときのテスト対策は中間テストの一週間前で、まだ時間はあるのでテストまでに今日のプリントだけはしっかり出来るように、勉強するときに丸暗記にならないように「こうだからこうなる」と自分で理解しながら勉強するよう話ました。この生徒は他に演習個別も受講していて、テスト前日にもう1回テスト対策をやる機会があり、テスト対策で解いた問題と同じプリントを解いてもらいました。このときもたぶん大丈夫といっていましたが、まったく同じ問題でも正答率は半分くらいでした。明日の朝もう一回やりたいのでプリント下さいと言ってきたので、プリントを渡し、「解ける問題を落とさないように時間配分を気をつけて」「80点とるような勢いで解くとミスするから、確実に50点とれるように問題を解いて」と話し、それでテストで50点をとることができました。
​ 学校のテストで平均ー20点ー30点を連発するような生徒の場合、成績が上がらない原因がいくつもある可能性があります。この生徒の場合は、やる気があり勉強もしてくれたうえで、テスト前に何度も失敗してくれて、出来るようにすることの難しさを十分に理解することができ、さらに演習個別も受講してくれたので、自分で勉強する以外にも出来るようにするための時間が多くとれたことから結果につながりました。また、テスト範囲が指数関数と対数関数だけの狭い範囲のテストで問題が落ち着いている文系のテストであったことも50点とれた要因の一つといえます。(この実力テストで、この生徒は50点でしたが、70点を超えた生徒も2名いました)
※この生徒は数学IAや数学IIの以前の内容もやりたいということで演習個別を受講したのですが、狭い範囲のテストでも失敗しそうな気がしたので、最初はテスト範囲の内容で演習個別を行いました。

以下の成績アップ例は、急激に上がった生徒や、だんだん上がっていった生徒をグラフにしてみたものですが、5人に1人くらいの生徒が、これに近い成績の上がり方をしています。

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